よしりん先生の
登場です!!
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一日30回トイレに駆け込んでいた
安倍晋三を総裁にした
自民党議員の見識を疑う。
非常識極まりない。
「アサコール」が画期的な新薬なんて大嘘だ。
「アサコール」は魔法の新薬ではない!
安倍晋三が
総理時代にやったことは、
日本悪玉史観の国際化である。
そのような内容を昨日の
「小林よしのりライジング」の
「号外」で詳細に書いて証明したら、
大評判だった。
http://ch.nicovideo.jp/article/ar8415
どこから耳に入ったのか、
わしが安倍批判をしてる
ことだけを察知して、
ネトウヨが逆上したらしい。
ネトウヨの言い分は
「民主党はもっと
失政ばかりしたじゃないか!」
というチンケなもの。
脳が足りないから
チンケなすり替えしかできない。
わしが描いた安倍の評価には、
誰も反論できない。
民主党が失敗することは、
政権交代前から
わかっていたことで、
『ゴー宣』で警告も出していた。
守れるはずのない
マニュフェストを掲げてるんだから、
当然の結果だ。
そもそも「マニュフェスト」という言葉を、
意味も含めてわしは容認しない。
「公約」でいいのだ。
わしは
自民党の政治家と比べて、
野田首相ならば
相対的に評価できる
と言っているのだ。
他と比べて「相対的に」という
点を強調しておく。
「この政治家なら」という
人物は現れないから仕方がない。
「消費税アップ」は、
自民党でも必ず実現していた。
民主党がやってくれて
ありがたいと思ってるはずだ。
「TPP」も自民党が政権を取れば、
詭弁を弄しつつ、必ず参加の方向に向かう。
それは安倍晋三と石破茂の
言葉を検討すればわかる。
野党だからTPP反対と言ってるだけだ。
「原発」は民主党より、
自民党の方が再稼働が加速する。
再びの事故の際は、民主党より
もっと真実を隠すだろう。
「原発ムラ」の長だから。
野田首相は
尖閣諸島を「国有化」した。
これは自民党政権では、
絶対出来なかった快挙だ。
なにしろネトウヨでさえ、
国有化に反対し、
都が所有することに
賛成していたのだから。
「都有化」の方がへタレ、
弱腰の主張だということが、
さすがにわかっただろう。
それとも橋下徹みたいに
「尖閣諸島は
都の所有に戻すべきだ」
と主張するのか?
橋下は中国の
官製反日デモに怯えたのだ。
それが橋下の正体だ。
「国有化」という
最も過激な冒険に
野田首相は踏み切った。
しかも
ニューヨークでの記者会見で
「後退する妥協はありえない」
と言い切った。
恐るべき胆力だ。
繰り返すが、自民党なら
「国有化」は出来なかった。
総理に就任したら
真っ先に中国を訪問して、
小泉時代にこじれた
日中関係改善に走った、
「アサコール安倍」には、
絶対出来なかったのが
「尖閣国有化」だ。
安倍が今さら
マッチョな演説をしても無駄だ。
これから習近平時代が
来るというのに、
尖閣に公務員を
置くことなんかできっこない。
それを最も嫌がるのが
アメリカだからだ!
野田首相の判断でいいのだ。
尖閣の実効支配は
着々と強化されている。
ここから先は、
これ見よがしに
進めていいものではない。
もっと巧妙に、老獪に、
進めるべきことであろう。
「民主党」VS「自民党」
なんて図式で政治を見ても無意味だ。
ましてや「反民主党」を
イデオロギーにして、
自民党の宣伝マンに
成り下がる馬鹿など、
保守でも何でもない!
もう日本には
多角的にものを見る
保守がいなくなったのだ。
「マッチョ=保守」という
最悪の状況になっている。
その象徴がゲリ総裁であり、
日本の国運が
「アサコール」に託されてしまったのだ。
ギャグみたいだが、
そういう国になったのだ。
笑えるね――――。